那須塩原市・青木地区産業廃棄物最終処分場の計画に反対します。
青木地区
産業廃棄物対策委員会
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真嶋委員長より福田富一栃木県知事への要望 
平成18年8月3日,10:30〜11:15
栃木知事へ要望,知事応接室

真嶋委員長より 福田富一栃木県知事への要望

【出席者】
対策委員会  真嶋委員長、高野副委員長、竹内副委員長、斉藤会計、稲垣
松本広報委員、東野広報委員 
青木自治会  阿久津自治会長 
連絡協議会  松本那須塩原市自治会区長会連絡協議会長 
土地改良区  渡邊喜美理事長、星野事務局長、江連事業主査、関谷秘書
菊地副理事長、大島理事、木下理事、熊倉理事、君島技師 
JA農協  椎名代表理事組合長、深澤営農部長 
那須塩原市  栗川市長、松下生活環境部長、高塩環境課町、室井課長補佐 
市議会  木下幸英産業廃棄物対策協議会長、石井議事課長 
栃木県議  阿久津県会議長、小滝県議 
栃木県  福田富一知事、環境局長、環境政策課長 
                                                        
【真嶋委員長要望内容】
 私たちの住む青木地区は、雑木林に囲まれた自然豊かな地域であり、酪農を 中心とした農業の盛んな地域であります。最近は、退職した夫婦が老後の定住 地として都会からも集まっております。また、自然の中で子供を育てたいと若 い夫婦が定住するようになりました。非農家の戸数が農家の3倍にも達し、農 家、非農家の混在する社会を形成しております。
 その中で我々は、「自然と文化と農業の調和の取れた農村文化都市」の里作り を目指しております。
 我々は、ゴミ問題についてあらゆる処分場に反対しているわけではありませ ん。ゴミ問題に対しては、ある程度の理解があるつもりでおりました。
 しかし、この地区には終了した数多くの処分場の跡地が99箇所も存在してお り、現在稼働中の処分場が21箇所、それに加え新規の処分場が(13箇所)計画 されていることを知り、まさにゴミ捨て場の様相を成す事態となっております。 そのような中で、「里作り」を計画するわけにはまいりません。
 那須塩原市としても、我々同様にこれ以上の最終処分場には、問題がおおす ぎるとし、意見書も提出されております。
 栃木県としても、広葉樹が多く広大な那須野が原の自然と産業(農業・商業・ 観光)は栃木県の大きな財産であり、さらに国会の誘致の考えを持っていると するならば、産業廃棄物の基地になることは、県政としても将来取り返しのつ かない事態となるのではないでしょうか。
 現在の公害問題は、法律が後追いしているのが現状であり、法律の不備も多 く、「青木地区の産廃設置反対決起集会」に出席された、渡邊喜美代議士も同 様のことを指摘されました。
 県担当部局は、不備な法律に従い最終処分場設置の許可をしようとしている のであって、栃木県の発展、住民生活の観点で許可を考えているとは思えませ ん。法の不備問題を積極的に国に訴え、法律等の再整備を検討させるべきであ ると考えます。
 産廃業者の立場としては、処分場設置計画予定の場所は、地下水位が深く、 上質な砂利が深く掘れ、交通の便利性がある那須塩原市高林地域を、今後も産 廃処分場のターゲットとするに違いありません。現在の栃木県担当部局の姿勢 では、今後益々ゴミ処分場が集中することになるのではないでしょうか。
 我々は高林地域にある青木自治会の問題として、産廃設置の反対運動をスタ ートいたしましたが、我々は地下水の上流域である当地の住民として、下流域 への地下水汚染の影響を心配し、反対運動を行っているところです。
 そのため、旧西那須野、塩原、大田原、黒羽、湯津上の住民の方々から多く の反対運動への参加問い合わせが来ております。
 今後、那須野が原の農業用水、飲料水を管理している「那須野ヶ原土地改良 区連合」、農産物を生産販売している「JA那須野」を中心に数多くの協力団 体を含め、那須野が原地域の未来作りに向けて産廃問題を考える「連絡協議会」 発足の準備を進めます。
 この最終処分場設置計画は、栃木県と那須野が原の将来に向けての、大きな 問題として考えていただきたいのです。
 県の方々には、当地に赴き数多くある既存の最終処分場の現状をよく見てい ただき、住民との話し合いを時間をかけ、充分なる検討の時間を持ち、住民の 意見、意向のご理解を切に願い、要望する次第です。

【渡邊土地改良区連合理事長】
 本日は、水を管理する土地改良区連合理事長という、当事者としての意見を 申し述べる。今回の産廃問題は知事としても住民の意向を重く受け止めて欲し い、法律が住民の常識をまったく無視することはありえない、是非5万を超え た署名簿の重みをしっかりと受け止めもらいたい。
 那須疏水は、農業用水のみならず、那須塩原市の飲料水としても利用されて おり、地下水が上昇し疏水に産廃の汚水が流入した場合のことを考えると、影 響は計り知れない。
 先日、現地を調査した際ボーリング調査を行っているところに立ち会った、 サンプルを見たが、木屑、木株が混入し、砂利として利用できるとは思えない ような状態であり、業者は産廃の権利譲渡すら考えているのではないかと、一 瞬思えたほどだ。
 黒磯インター、アウトレットモール、観光で多数の人を集客しようとしてい るとき、問題が大きすぎる。本州最大量を出荷している酪農も、生産調整と設 備投資の影響を考えたとき、遊休地の発生が起こりえる。その遊休地が産廃場 に変わることがないよう、リードするのも行政の使命。ミスリードの無いよう にしてもらいたい。

【栗川那須塩原市長】
 安定5品目とは、安全5品目とは考えられない。その上素掘り、地下水汚染 が懸念される。地下水下流域への汚染の拡大も起こると考えたときこれ以上の 産廃施設は不要と考える。

【福田栃木県知事】
 50,091名の最終処分場設置計画反対署名の重みを理解し、住民の皆様の生活 環境の保全と周辺環境を考え慎重に協議し、意見書を出したい。
 産廃問題は、御承知のとおり針の穴に糸を通すようなものでありますが、渡 邊喜美代議士も発言した住民本位の考えも十分勘案し対応するつもりです。  新住民の考え、私も同意できる。(真嶋新住民の意見披露に対し)  基準に問題ありと私も理解している。
 
委員会資料
趣意書
(PDF版)(EXCEL版)

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